kemoxxxxxの日記

kemo cityからの脱出

パチンコ店 ゴト師の話

北海道も休業要請に応じないパチンコ店名を公表するとあった。

しかし一部「行政による集団リンチだ」とか「魔女狩り」とかの声がパチンコ店側、またユーザ側から言われている。

多少理解は出来るが、やはり泣いて貰わねばならないのがパチンコ業界。一部の飲食店も休業しているのにパチンコ店が同じ真似は出来ないとは言わせない。

少なくとも私はパチンコ店など減って欲しい派だからね。コロナ問題は実際眉唾で見てるけど。パチンコ店の問題はコロナとは関係ないと思ってる。

函館はだいたいの店が休業をしている。しかし昨日湯の川で一店舗営業中を確認した。駐車場は満台だった。

ゴールデンウィークにパチンコ店が休むなんて今まで無かった。経営者側からすればダメージはデカいだろうね。それ以上にパチンカス共がゴールデンウィークにパチれないのダメージがデカすぎる。

営業中のパチンコ店を探して打つ姿は、ブロンを求めて売られているドラッグストア探しをしているものだろうね。それは、まさに中毒だ。

そんな今日もパチンコネタ。

97年から01年の間のパチンコ時代の話です。

自分が関わったゴト(不正行為)事件の話を書いていきます…。


CR フルーツパッション 電波ゴト

このゴトはまだヒラの従業員でフロア担当時代に関わった事件。パチンコ店員新人時代で、初めてゴト師を目の当たりにした。

1階フロアを巡回中にインカムが明らかに慌ただしく入ってた日でね。なにかこれからとんでもないことが起きるのか?とワクワクしながらホール巡回をしていた。

どうやら事務所のモニターでゴトを発見したようで、店長の指示がまぁね、うるさかったですよ。「必ず首取ったれよ!」みたいな。

主任も事務所を出たり入ったり。班長は事務所で店長の指示を仰いで俺に指示してたよね。

内容はこうです。

3人のゴト師がフルーツパッションコーナーで1台〜2台間隔空けて遊戯中だが、1階従業員は絶対にそのコーナーを巡回しないよう指示を出されたんですよ。中央通路を歩いてもフルーツパッションの島には一切目線をやるなとのことでね。

1階パチンコフロアの従業員は俺を含めて4人でした。

担当の俺だけ、万が一ゴト師が換金して逃げないように中央通路の東側玄関の端っこに身を潜めて監視しろとのこと。

事態は進展し、一人が席を立ち中央通路へ歩いて行ったようです。

インカムが入って「加藤君、島通路迂回して尾行してくんねーか? あ、グレーのパーカー着てる男な」と指令が入る。

こちとら入ったばっかりの新人店員(なのにホール担当係をやらされてた)なのによー!とドキドキしながらも、やっぱりビビりながらの尾行。

1階男子トイレに入ったので「業務連絡します、当店班長、只今グレーのパーカー男がトイレに入りました」とインカムで報告すると「加藤君、そのまま見張っててくれないか?」と言われたので「了解しました」と言って隠れて待つ。

ここで中央の呼び出しランプ灯が花が咲くように一気に6〜7が点滅、島中通路のパチンココーナーを見ると数人が大当たり中、空き箱待ちで呼び出しランプを押してこっち見ながら「おい!早く!」みたいな感じで客が手を挙げてる。

パチンコはこの頃はパンクが頻発する台があって、うちは補償しない店だったので、後々トラブルになって恐ろしいことになる。

その時主任のインカムが入った「業務連絡ー!1階フロア従業員!早くお客さんの呼び出しランプ取れよ!」モニターで1階フロアを見られているから、呼び出しランプがつきっぱなしなのがバレる。

すると店長が「加藤君、悪いけどホールも見てくれ」と言われ、速攻でランプを取りに行った。

島中のランプを数個取って出玉を下ろし、中央通路に戻りながらトイレの方を確認して、他のコーナーのランプも処理していく。トイレ側の通路を見る。誰も人はいない。

「業務連絡です。加藤係員男子トイレの中、見て貰えますか?」と班長からインカム。

「了解しました」と返すも、おいおい…お前ら3人で固まって事務所に居る意味は?店長だけモニターにかじりついて見てりゃいいだろ。主任と班長ホール出て来てお前らも現場で逃げられないように監視すれや!とムカついてきた。俺がゴト師と対峙してどう対応すれと言うのだ?

こういった緊急マニュアルは一切指導されておらず、インカムの指示で動く場当たり的対応しかなかった。

すると前方景品カウンターへの階段を上がるゴト師。

インカムで報告し尾行を続けると、しばらくして景品カウンターから降りて来て、モンスターハウスの島を通りフルーツパッションの方へ戻る。どうやら一部の景品交換した模様。

そして3人がまた打ち始めた所で我慢出来なくなった店長達が動く。事務所側通路からフルーツパッションコーナーに主任と班長が慌てて出て来た様子でゴト師3人と何か話してる。

ん?事務所に連れて行かないのか?早く連れてけよ。

そして、しばらくするとインカムで俺がフルーツパッションへ呼ばれることになる。

ゴト師1人が角台の椅子に座りこちらを見る。もう2人はそれぞれの椅子に座り俯いていた様に見えた。1人につきドル箱は8〜10箱は積まれていた。抜きすぎだじゃねーか。

主任と店長がインカムでのやり取りをしていたのだが、まぁ主任が言ってることの意味がほんとに訳が分からなくて、意味不明。苛立った店長はなんと「主任!事務所まで!」と言って主任を呼びつけることになる。

ここで主任を呼ぶ店長も間抜けだが、主任が放った言葉は「今、店長呼んでくるから、加藤君ここにいて見ててくんねーか」隣にいた班長は「え?」という顔をして主任の方を見た。

さらに主任は「〇〇班長、一緒に事務所に来てくれ」 と言い、「主任、大丈夫ですか?」と小声で言うも「いいから一緒に来てくれ。加藤君、この3人ここに居させてくれな」と言い残して事務所へ行った。

〇〇班長に耳元で「班長、コイツらゴトですか?」と聞いたら班長は「コイツら絶対逃がすなよ」とボソッと言って走って主任の後を追う。

「まじかよ…」武器もなしに丸腰でゴト師と対峙するのかよ。他の従業員はフロアで呼び出しランプを取って走り回っている。インカムで1人でも呼ぼうと思っていた時にゴト師を睨んでみたが、怖ぇ、日本人じゃねーかも知れんし、やっぱナイフでも持ってたらどうしよう…なんて。

1秒がすんごく長く感じて、角にいる1人のゴト師が口を開いた。

ゴト師A「ちょっとトイレ行かせてくれます?」

俺「あっ!ダメです」(相手に釣られて敬語つかっちまう)

ゴト師B「俺も漏れそうだって!」

俺「じゃあ、1人ずつ、あ!ダメです、待ってください!」(パニくる)

ゴト師C「ダメだ!漏れる!トイレ行かせて!トイレ!トイレ!」

と言って1人が中央通路側にダッシュで逃げる!もう1人もダッシュ!出玉にぶつかりドル箱がばら撒かれるる。

「あ!あっ!」とそいつらに目をやったら、もう1人が事務所側通路にダッシュ!

両方追えずに中央通路側へダッシュした奴らを追いかけようとするが、転がった玉に滑って思いっきり転倒する。そして両方向に逃げられるという失態。一瞬の出来事ですよ。なるよね、1対3で相手ゴト師よ?無理じゃね?

転倒の痛さに悶絶してインカムも外れて吹っ飛んでいって、頭を打ち約1分くらい現状を把握出来ず。

すると便所スリッパを履いた店長が現れて、「あれ?もう1人は?逃げられたのか?」と問われ、「すいません!」と情けなや平謝りする俺。

主任も現れ、「お前見てろって言ったろ!」と怒鳴る。

店長が「主任!お前が訳わかんねぇことインカムで話すからだべや!」

主任「すんません」

店長「まぁいいや。加藤君、フルーツパッション3台に整備中の札入れて電源落としておいてくれ。班長出玉頼むな」

俺「はい、わかりました!」(ん?出玉?)

(イメージ画像)

とりあえず、事務所側に逃げた奴は店長と〇〇班長が捕まえて、事務所に監禁したと聞く。

その後のことは従業員に詳細は分からなくて、警察に電話はかけていたが警察官の姿は見なかったからどうなったんだろう?と思ってはいたが、実はこの一件を後片付けした奴らがいたのだった。キーワードはゴト師の出した出玉の行き場所である。

電波ゴトとは電波発射機ゴトといってCRフルーツパッション(権利モノ)の場合、体感器との組み合わせによってスタートセンサーに通過した玉を遅らせて大当たりを発生させるやり方で出玉を抜いたようだった。

やはり確保した一人の体から体感器が出てきたらしい。しかし班長になってからでないと以後、事務所で行われる裏側の汚い話など詳しい内部事情はまったく知る由もなかった。


ワイワイパルサーのメダルセレクターゴト

これはいわゆる初期のクレ満君みたいなもので、当時山佐の機種限定で出来たやつ。

メダル投入口にセルのようなゴト専用既製品を突っ込んで、メダルセレクター部分のセンサーを誤作動させてクレジットを上げるもの。

そして遊戯をしながらクレジットを貯めていってクレジットをオフにしてメダルを解放する。

これはだいたいメダル自動補給システムが稼働しているところでやる。メダルの手動補給だと相当なアホ店員でなければ、通常時でホッパーエラーが頻発して呼ばれていれば「あの台おかしくね?」ってなるはず。

このワイパルは1階フロアの50台程のスペース一角にあり、このスロットコーナーは全台自動補給で従業員不足により全く巡回しない時もあるし、今じゃ考えられない客が自由にメダルカウンターへ出玉を流して景品レシートに交換することが出来た。

これはメダルをどうぞ盗んで行ってくださいといわんばかりの営業スタイル。当時もこのパチンコフロアから全く死角になるスロットコーナーの一室を怪しいと思ってはいたが、不正行為の温床となった一番の原因はスロットコーナーを常に巡回させる店員の数が少なかったこと。

だってスロットコーナーだけ何故か無人だったんだからね。

俺がこの店を辞めた後にある従業員を通じて分かったことだが、複数人の従業員らが俺ら(班長や主任、店長)の目を盗み、1階スロットコーナーのメダルカウンターにメダルを流して頻繁に泥棒していたという。それだもの景品割が合わないし、だから毎日誤差が出てたんだわな。

メダルカウンターの上部に監視カメラは付いていたものの、ホールの島カメラと違ってちっこいカメラで画質が荒く、メダルを流している手元しか見れずに実際事務所のモニターで見ていても果たして誰がメダルを流しているのかよく分からなかった。

ゴトも許されんが、身内のこの内引きというか、横領も横領で窃盗だよね、憤慨ものだわ。

話はワイパルのゴトに戻すんだけど、このゴトを見つけたのは早番の班長でちょうど遅番出勤時に事務所がおおごとになっていて、そのまま引き継いでゴト師を確保。俺は緊急的に店長に言われて急いで警棒を持って換金所へ行く玄関の出入り口で見張っていたが、男は逃げることなく警察が登場してお縄。

この辺りからはだいたい事務所とホール従業員、班長らとホール従業員と事務所での主任と店長の連携が上手くいき出した時で、時間帯も良かった。

事件が終わったのは引き継ぎ時のPM5時頃、早番の従業員も全員使えたし、遅番の従業員も使えた。だから全出入口を従業員の数で封鎖して確保出来たのだと思ったね。

こういう時に限ってゴト師は、なんと1人!20後半〜30前半くらいのパッとしないどこにでも居るような目立たなそうな男。

しかも警察を呼ぶというね。

1階スロットコーナーは1階パチンコフロアとは別れていて別室なのよ。そして人気機種を設置しているから結構混雑していて空き台が少なく、実際は常連の客のタレコミで発覚したから、警察を呼ばざるを得なかったんだと思う。

この後店長が中央署に行く時、かなりグズっていたのを覚えている。


パチスロゲゲゲの鬼太郎の設定ゴト

これは本州から来たゴト師グループの男女3人を捕まえた時に、店の用心棒である893にこの男2人は店内でボコられて、出入口玄関前で血まみれになり、組事務所へ拉致られていった話。女は…。

サミーから出たゲゲゲの鬼太郎。

うちの店では客付きは良くなく、寿命は短かった機種。それもそうとこのサミーの4号機ゲゲゲの鬼太郎はパチスロ初の液晶付きスロットで、この頃は「は?パチスロに液晶?バカじゃねーの?」と液晶批判もあった。

スロットに液晶なんていらない。パチンコだけにしてくれってね。だから事件当初も遊戯していた客はこの3人の他に2人程しかいなかった。

そして、こいつらは設定変更ゴトを行っていて、なんと仲良く3人並んで設定6に変更して出しまくっていた。これはね、うちの店が余っ程舐められてたのかもしれないね。

確かに片方1列19台設置で、ひと島38台に真ん中中央通路を挟んで両側に7コースあったから計532台あったことになる。

設定変更はサミー仕様の電波発信機みたいなものだと思う、物は見れなかったけど確かね。

この話は詳しく話すと長いので、今回は省略させて頂き、またの機会に書きたいと思いますね。

このゲゲゲの鬼太郎設定ゴトはパチ屋時代の一番の修羅場だったですねぇ。

次回へつづく…

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