kemoxxxxxの日記

kemo cityからの脱出

機動戦士ガンダム ポケットの中の戦争・1

宇宙世紀U.C.0079/12/5 ホワイトベース隊、サイド6にてジオン軍コンスコン機動部隊を撃退。

U.C.0079/12/24 ソロモン大攻防戦でジオン公国軍のドズル・ザビ中将が戦死。

U.C.0079/12/30 デギン・ザビ公王息子長兄ギレンにより謀殺。連邦のレビル艦隊もジオンの新兵器コロニーレーザーによりグレートデギンも焼殺された。

この12月5日から12月29日の連邦軍、星一号作戦発令までに起きた短いジオン軍の作戦ががポケットの中の戦争のストーリーである。

これはガンダムOVA作品の第一弾だ。


アルとバーニィの出会い

主人公はアルフレッド・イズルハ。まだスクールの少年。彼とその友人チェイとテルコットは中立サイド6リボーコロニーに住みながらも本物の戦争に憧れる悪ガキ共の1人だった。

中立コロニーで人々は戦争とは縁のない平和な暮らしを営んでいたのだ。アルのクラスの女子生徒ドロシーはそんな戦争なんてないとバカにしていた。

そんな彼の住む中立コロニーにザクがやってきた。


─ サイクロプス隊 ─それはジオンによる負けの美学を我々に魅せてくれた。負けることは恥でもなんでもない。

地球へ降下したジオン軍の特務部隊は宇宙への連邦軍へのサイクロプス隊による奇襲作戦が練られていた。

それは宇宙世紀0079年12月9日、地球連邦軍は連邦軍北極基地から新型モビルスーツ、アレックスを中立コロニーサイド6に向けて打ち上げられたことにより、事実上サイクロプス隊による新型ガンダムの奪取に失敗する。

サイクロプス隊のアンディ・ストロースは隊長命令を無視してハイゴックで戦死する。

連邦軍はガンダムのニュータイプ専用機、通称アレックスを極秘裏に開発していた。その奪取と破壊の為にジオン特務部隊がサイド6に潜入することになる。

サイクロプス隊の隊長はシュタイナー・ハーディー、渋い親父である。隊員はガブリエル・ラミアス・ガルシア、ミハイル・カミンスキーとコックピット内でタバコをふかし酒を飲む、しかし仕事は玄人でプロであり無骨でプロフェッショナルな彼らの作戦はあと一歩というところで連邦に阻止され失敗してしまう。

シャアとかアムロのようなニュータイプは存在せず、私たちに近い身近なリアリティさを感じるガンダム作品の始まりだった。

連邦軍から登場する女性兵士、クリスチーナ・マッケンジー。

クリス「そんなに学校ってつまんない?」

アルは毎日辟易していた。口を開けば「勉強しなさい!宿題は?」とうるさい母親と学校に行けば「モビルスーツなんてバカみたい」とクラスメイトの女子ドロシー。そんなことを数々クリスに愚痴をこぼすが、子供の戯言に付き合って笑顔で応えていた。

クリスがガンダムのテストパイロットだなんて思ってもいなかったであろうアル。最終回まで分からなかった。そんなある日、中立コロニーサイド6に攻めて来たザクⅡ 改を天に仰いで見て追いかけるアル。

バーナードはジムに撃墜されずに済んだがコロニー内の郊外森林公園へ逃げ込んだ。

アルが初めてリアルで間近に見たMSザクは彼の心を鷲掴みにした。

そこにはジオン兵のバーナードが拳銃を持って立っていた。バーナードはアルの持っていたビデオカメラを確認する。撮影した空港の写真と引き換えに貰ったジオンの階級章を貰ってアルはとても喜ぶ。その時からバーナードとアルの絆が生まれる。しかし2人が出会うことにより、アルの人生もバーナードの運命もガラッと変わることになったのだった。

それは互いに悲劇の始まりでもあり、少年アルの成長の為には必要な出来事だったのだ。

バーナードは助けに来た味方機ザクによって助けられてグラナダに帰ったが、待っていたのはサイクロプス隊への編入だった。その頃ソロモンではドズル中将が苦戦していた時期だった。

そうアンディの代わりにサイクロプス隊に配属されたのは、バーナード・ワイズマン。通称バーニィだ。


バーナード・ワイズマン伍長入ります!

グラナダに帰り、アルに貰ったビデオにはサイド6に搬入されたコンテナに写るアレックスの姿があった。上層部は早速サイクロプス隊にルビコン作戦を立案、その作戦提案した人物はキリング中佐(真ん中の椅子に座る人物)。

新人兵士バーニィをサイクロプス隊に送り込んだのもキリングだった。そんな新米を送られてサイクロプス隊の有能な軍人シュタイナー大尉はもうこの作戦はジオンの本気じゃない、既にこの時ジオンは負けるかも知れないと思っていたはずだ。

実際ルビコン作戦はジオン軍本体にとってはどうでも良い作戦だった。サイクロプス隊がアレックス破壊に失敗すれば、キリングはサイド6コロニーごと核で破壊するつもりだったのだ。

キリングという名前からして冷酷な名前である。キリング(killing)とは英語で「殺害」を意味する。ファーストネームは不明だが、名は体を表すってか。悪い人相してること。

ジオン軍総帥ギレン・ザビを強烈に崇拝していた人物らしい。なるほどね。しかし声は私の大好きな故戸谷公次さんが担当されている。さすが悪党ジャギ様同様ピッタリのアフレコです。

あと歴史上人物でドイツ人数学者ヴィルヘルム・キリングという方がいらっしゃったようだ。


さて、そんな無謀な作戦とも言える運命の火蓋は切って落とされた。

バーニィは隊長達と共にMSケンプファーが分解されたコンテナを積んだ偽装宇宙船でサイド6コロニーへ潜入することになる。

「今日もつまんなあい~」と歩くアルはコンテナを積んだトラックにひかれそうになる。「バカヤロー!」と怒鳴った運転席にはバーニィがいた!それは運命の再会だった。

「ジオン軍がこのコロニーに来てくれたんだ!」

とんでもない子供と会ってしまった!と思ったバーニィだったがアルはすかさずトラックの後尾に飛び乗った。冒険心もいいところである。

中立コロニーといえども連邦軍がコロニーを守る。しかし中立だから別にジオンを支持しても良いという感じなのか?サイクロプス隊が偽装入港をするところを見ると中立コロニーは連邦軍の支配下にあると思える。言論統制はないのかや?

大人たちは現実的な残酷さがあるが、子供はまた違った残酷さがある。それは「戦争は楽しくなければいけない」それがアルの戦争に対する一番初めの感覚でしかなかった。大人から見れば不謹慎極まりないが、少年のモビルスーツ戦に憧れるワクワクドキドキが真実なのだ。

しかし人が実際に死んでいってアルの戦争に対する感情は次第に変わっていった。


序盤・ポケットの中の戦争で登場するMS

【宇宙戦仕様ジム・コマンド RMG-79GS】

地球では寒冷地仕様のジムがサイクロプス隊のハイゴッグ相手にやられ役でズタボロにされていたが、宇宙仕様でも量産機として活躍。一方的なやられ役でもなくザクⅡ改を一刀両断にするなど、パイロットの腕か?さすが我らがジム!そんな勇姿を見られることが出来た!


【リック・ドムⅡ MS-09R2】

ファーストのリック・ドムをリファインされたものだが、スカート付きの脚部が非常に大きくなっている。また機体カラーがザクに似ており、一見見るとドムじゃないような、ドムのようなOVAならではの仕様となっている。


【ゲルググJ MS-14JG】

推力と装甲が通常の機体より強化仕様になっている。陽動作戦に登場する真紅のゲルググだが、頭部には隊長機を示すブレードアンテナがある。赤いMSといえばシャアだが、残念ながらシャアはこの時既にサイド6を出港しておりザンジバルで追撃している。

ジオン艦隊から出撃したこのゲルググJは無双を誇る強さを見せた。一体このエースパイロットは誰なのだろうか。何度見ても非常にワクワクさせる。


☆最後までお読み頂きましてありがとうございます。


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