kemoxxxxxの日記

kemo cityからの脱出

覚せい剤は人間を完全に破壊する話 ※薬物は絶対にダメ!

この話は私の実体験を元にした記録でありますが、過去の違法薬物の使用の反省と共に薬物には絶対に手を出してはいけないという、備忘録的な戒めであります。絶対に薬物に頼ってはいけません。それが例えグレーな薬物であってもです。中には天然系植物でもです。大麻やコカの葉などでも、もちろん100%駄目だと思っています。

私は薬物に手を出してしまうとこうなってしまいますということを伝えたいんです。決して薬物に興味本位で近づいてはいけません。特に今の若者たちに教えてあげたい、一度やってしまうともう後戻りは出来なくなります。毎日断薬の日々です。一生断薬なんです。薬物の快楽は脳が死ぬまで覚えています。「完全にやめられた!」ということは絶対にありません。薬物経験者、薬物依存症は何かちょっとしたきっかけでまた薬に手を出してしまうんです。


酒からエスカレート

10代で酒に覚え、20代前半でアルコールに飲まれ、急性アルコール中毒で3回も運ばれた。

1回目は徳州会病院に搬送されて医師に「死ぬかもしれない状態」と言われた。その際に吐血しており、後日要検査と指示されたが、病院には行かなかった。

しばらく尿道に挿管され、抜かれた後の排尿の度に走る痛みが1週間は続き「もうこんなことはやらない!」と誓ったものだ。

しかし人間というのは弱い。その後また公団で倒れているところを住人の方に発見されて救急車を呼んで中央区の救急当番病院へ。立て続けに救急車で2回も搬送された。救急隊員の方に申し訳ございません。酷く反省してる過去の苦い思い出でございます。

もっと日々考えなければならない重要な過去がある。

それが覚せい剤の使用だった。

酒から市販咳止め薬ブロン錠の大量摂取に物足りず、大麻から覚せい剤へと好奇心から求める薬物は加速していった。


ファーストコンタクト

その筋の知り合いに話しを持ちかけたことがきっかけになる。弟からその人へと話がつながった。「やめたほうがいい」と言われたが、どうしても欲しいと頼み込んだのだった。だから薬物の道へ自らが進んでいったことになる。どうかしていた、本当に、もう消したくても消すことのできない過去である。

時代は1998年。その当時出回っていたのは、北朝鮮から運ばれていたネタだったということだ。例の北朝鮮の船「万景峰号」で運ばれていた。オウムネタというのは手にしたことはなかったが、かなりマブい(笑)ネタだとというのも当時聞いた。

当時の末端価格でバイ(売人)から購入していた価格は、1グラム1万円。バイは1グラムとは言っていたが、実際にパケ(覚せい剤の結晶が入っているビニール製の小袋)には0.6~0.8くらいしか入っていなかったと思う。

初めてのシャブとの出会いは、弟の働いているパチ屋へ自転車で行くことに。

パチンコを打ちながら弟の休憩時間が来た。

すると寮?の方の建物に移動し、弟は自分のロッカーを開けて、「白い結晶」が入ったパケを取り出した。

「これが、シャブか·····」

結晶をCDケースに乗っけてクレジットカードですり潰し初めて、2本のラインを作った。両方の鼻でスニッフ(吸う)するからだ。弟は特段、注射の針が嫌いだった。

ドキドキしたが、一気に白い粉を鼻の奥にいれて、鼻の根元をひたすら擦って揉む。鼻の粘膜にいち早く吸収させる為だ。

「あれ?なんも変わんないよ?」

ブロンもかなりいってたし初めてのスニッフがほとんど効いてなかった気がするが…

弟はホールへ仕事に戻り、俺はチャリで帰宅する。

その後効果を知ることになる。気持ちいいとか快感とかでは無く、かなり元気になって自然と集中力が上がりその日はチャリでずっと走っていた。

南区の澄川から、北区北50条までチャリでぶっ飛ばしてたのである。

ガンギマりである

あまりにも目がギラギラしていたので、帰宅後大量にブロンを追った。


人間やめました、シャブやりました。

さて、本番である。売人との取り引きで間を繋いでくれた友人と弟と3人で会う日が来た。

いつもブロンと酒でぶっ飛んでいたから、はじめは警察に捕まるとかなんて考えたことはなかった(運が良かったのか?どうなのか?警察に捕まったことはありません)。逆に売人とコンタクトをとる時にメチャクチャ緊張して怖かった。

紹介してもらったその筋の友人と弟とで彼のシーマで売人と売買する場所を電話で決めた中の島のLAWSONへと向かう。今でもはっきりと覚えている。バクバクドキンだった。

まず何が怖かったか?というと893に会うのがめちゃくちゃ恐ろしかった…

直接ネタを買いに893のセルシオに乗りこんで、売買するのはこの俺である。

そりゃそうだよ!この俺が自分自身が欲しいって言うんだからね。でも怖かったわって!初めては!シーマの友人は「こうちゃん、行儀正しく頼むね!」と言われたのを覚えている。

警察のことなんてまったく考えてなかった。今考えたらあれで一発捕まってもおかしくなかった。LAWSONの前で待機してると、シーマの前方にセルシオがクイッと入り込んできた。

「きたよ!こうちゃん」

金を握りしめてシーマの後部座席から降りて、セルシオの助手席側で軽く会釈すると中の893はドアを開けろという仕草をした。

すぐに助手席に乗り込んだ。

電話では「2個とポンプも2個お願いします」と伝えていた。改めて「2個お願いします」といい893は「ポンプは2本でいいの?」と聞かれて、緊張しながら「はい、お願いします」と答えた。ポンプは一本1,000円。取引は必ず金が先である。2万2千円を手渡して、1g入りパケ二つとポンプ2本を受け取り「ありがとうございました!」と頭を下げてすぐにセルシオから出た。

初めての取引でミスをした!相当焦っていたのか、なんとパケを1個落としたのである!あーあ。

その後カラオケ&ゲーセンの前にシーマを停めて、友人にポンプでうってもらう。初めてはツメ2だった記憶が·····

人間をやめてしまった瞬間であった。


異常な行動に走る!

シーマの友人は早速ポンプにネタを詰めて用意をしてくれた。注射はあまり好きではなかったが好奇心と興味が勝っていた。血管を出し、軽く消毒し針が血管にスっと入って、彼は軽くシリンジを引いた。注射器内で血液が逆流した。

そして押し込む。シーマの友人は注射がめちゃくちゃ上手かった。

「ん?別になんにも来ないけど…」その直後!

ぐぉぉぉぉおおおー!

「ちょっと、俺、走ってくるわ!」

と言って車を飛び出して全力で走りはじめた!時期は真冬である。俺はダウンジャケットも着ずにパチ屋のユニフォームで腕まくりして走った!

こんな強烈な快感は初めてだし、恐らく死ぬまで一度も経験することはないだろう!と思いながら、全力ダッシュし、「なんて俺って人間はちっぽけな生き物なんだ!」となんか情けなくて、号泣しながら全力疾走したのをを覚えている。

まさに今考えると異常だ。基地外である。

そして泣きながらMAXで走り、交番の前を通り過ぎた!まかり間違えば、捕まっていた!

そしてしばらく走った後に雪が積もって、車庫から車を出せない男性が一生懸命雪かきをしていた。

なんと、俺はそれを手伝ったのである。その方は「この人、いったいなんなんだ??」と不思議に思ったに違いない!全部雪を掻き出して車は出ていき、見送った。深夜にそんなことする奴がいるだろうか?ホントに恐ろしい限りである。


謝罪へ

俺は除雪を手伝った後、サーっと引いてきた感覚に冷静さを少しだけ取り戻し、交番の裏道から弟と友人のいるカラオケ&ゲームセンターへ再びダッシュして走って戻った。

すると大心配をしていた彼らが激怒していた。そりゃそうだ、サツにパクられてもおかしくない行動だ。一時間は走っていたと思われる、真冬の北海道だ!常軌を逸していた。

それだけ覚せい剤とは人を狂わせるのである。

雪の積もる場所で土下座をした。ぶん殴られても仕方がないと。

何とか許しを得て、カラオケボックスで一晩歌った。BUCK-TICKの「スピード」。

そうして、さらにこの後泥沼のシャブ生活へと突入して廃人手前まで進むこととなる。

いま、これをかいているのもおそろしい。

長くなりますので、続きは次回とさせていただきます…

一度犯した罪は消すことは出来ない。一生その罪悪感という十字架を背負って生きることになります。

★最後までお読みいただきましてありがとうございます。