kemoxxxxxの日記

kemo cityからの脱出

初恋で初体験の女性に二股をかけられていた話 パート2

☆前回パート1からの引き続きになります。

www.kemoxxxxx.net

─ 前回からのあらすじ

一度も彼女がいなかった20歳の冬1月。来月で2月の誕生日を迎え21歳、まだ童貞。そんな時に運命の女性が現れた。19歳のスナック・シルクロードで働く美しい女性。そんな彼女にひとめぼれしたが、一緒に飲みに行った会社の先輩が彼女を落とすそうだ。

月曜~土曜までシルクへ通う俺

その日から狂ったように一人でシルクロードへ通った。仕事が終わるのは17時~18時。旅館で食事がでるのは19時から20時。

食べ終わったらすぐにシルクロードへ走った。

カウンターに彼女はいつもいた。

年配の男性のマスターともう一人の20代後半の女性。たまにヘルプで別の女性が来てたけど、俺は彼女しか目に入らなかった。

彼女が他の常連さんをお相手している時は静かに一人で飲んだ。あの頃携帯は持ってたけど電話機能しかないから、今どきみたいに携帯なんかで暇潰せないんだよね。

別にお相手してるお客さんに対して焼きもちも焼かなかった。だって彼女の仕事の迷惑だから。

だけど放ったらかしの時は酔いたかった。ビールの大ジョッキを何杯飲んだか?酒は強い方だったので大丈夫だった。

初恋の彼女「大丈夫?こうちゃん?明日も朝早いんでしょ?」

俺「大丈夫だって」

それが月曜日~土曜日まで一週間続いた。

店の閉店はAM3時~4時。旅館に帰って5時。6時には朝食が出て7時には現場に出発しなければならない。削孔作業中は本当に眠かった!その時はブロン錠なんて知らなかったからね。

PM12時に昼休憩時休むプレハブ小屋スーパーハウス内で飯を食ったらすぐに眠った。そしてPM1時からすぐに削孔作業である。

もうだいぶ慣れた削孔作業の手元。削孔機に繋げるケーシングという二重管が約80kgはある。それを持って削孔機に繋げるのも余裕だった。

でも酒が抜けないからシンドかった…

削孔中はうたた寝してたなァ。

仕事が終わったら旅館で飯食って、すぐにシルクロードへ向かう。

その日は空いてて彼女を独占した。すっごく深い話をしたのを微かに覚えている。あの時に彼女は少し俺のことを知ったのかも知れない。

彼女にもどんどん飲ませた。2人でカラオケ歌って酔っ払って楽しかった記憶がうっすらと...BOØWYの「BEAT SWEET」を歌ってね、懐かしい。

♬BABY 抱きあえるなら きっとなんでもしてあげられる BABY 抱き合えるなら 俺がなんでも叶えてあげる♬

彼女は俺のことは聞くが自分のことはオブラートに包んで話さず、話題を変えたりしていた。

この時気づいた...

あぁ、訳ありの子なんだな...ってね。

それが何週も続いた。


土曜の夜にJRでシルクロードへ行った

例の先輩、中野(仮名)とは顔を合わせないようにシルクロードへ通ったが、奴もしつこく来た。そして彼女を強引に自分の知り合いのBARへと連れて行った。

もちろん一緒についていった。何をするか分からないから。そのBARの別室に彼女を連れて行かれて苦渋の思いをしていた。

その頃にはもうシルクロードの閉店後、彼女の車内で中野の悪口を聞いていた。体目当てで、もううんざりだと。

本名も聞いていた千秋は源氏名で「綾」(仮名)だと。中野は知ってるのか?と聞いたら、知らないと。

しかし純粋な俺は土曜日の仕事が終わったら、わざわざ札幌に送ってもらった足でJR札幌駅から砂川までシルクロードへ逆戻り。

奇しくも中野から譲って貰った携帯電話でJR内から彼女に電話する。

俺「今からJR乗ったからすぐ行くから!待っててね!」

初恋の人「うん!待ってるから気をつけて来てね、こうちゃん」


閉店後彼女と...

その頃には毎週、彼女が仕事終わりに車へ帰って来る時に待っていた。「こうちゃん、なるべく早く戻るからビルのフロアで待ってて」

そしてある程度酔いが覚めるまで2人で車内に佇んでいた。話題は中野の話だったりとか、客の愚痴を聞いたりとか...そんな脈絡のない話の中、切り出した!

男は度胸で女は愛嬌!

俺「綾、俺、お前のことが大好きだ!付き合ってくれ!」

するとあっさり、

初恋の人「うん、いいよ、あたしもこうちゃん大好きだから...まず車出すね...」

車は飲み屋街を抜けて12号線へ走らす。

俺「中野は?」

初恋の人「中野さん大嫌いだもん!」

俺「中野とは会わない?」

初恋の人「会わないよ!キモいし!」

はっきり言って拍子抜けしたが、腹の中でガッツポーズ決めてた自分がいた。もう朝になるよ。

そんなんでAM4時~5時まて過ぎて、砂川から美唄方面へ走り出す。この12号線は日本一の長い直線道路で凄く危険な道路だと20年経ってから知った。

その美唄へ向かう途中、饒舌だった俺の喋りとは裏腹に、珍しく彼女は聞き側に回っていた。しかし彼女は重い口を開いた。

初恋の人「こうちゃん、付き合ってもいいんだけど、あたし凄い理由があって今シルク働いてんだ...話したらあたしこうちゃんから嫌われるかも知れない...」

俺「借金があるとか?他に男がいるとか?旦那がいるとか?子供がいるとかかい?」

初恋の人「うんとね、一番最後に言ったやつ...旦那とは離婚してるけどね。今は誰も男はいないよ」

俺「子供かぁー!なーんだー!子供大好きだよ、何歳なの?」

初恋の人「3歳、拓也って言うんだ。キムタクから取ったの」

俺「そっかー!じゃあ、今日会えるの?」

初恋の人「いや、母さん家に預けてるから、そしてあたし今日10時から仕事なんだぁ」

俺「えーっ!?マジかよ…」

赤信号から青信号に変わり飛び出したダイハツ・ミラはスピードをあげて、マニュアルのシフトレバーを4速に入れた彼女の手を俺はそっと握った。


彼女の一軒家に到着

あまり質問攻めしたくないが、疑問がわきまくりの俺。酔いも冷めつつあるがまだフラフラしてる。そして彼女が付き合ってくれるという返事を貰ってまだ確実な答えを貰っていないような不思議な感覚だ。

彼女の家は普通の一軒家だった。

どうやら前の旦那が建築士で建てた家を慰謝料変わりに貰ったらしい。

彼女の家にお邪魔する。

初恋の人「部屋、片付けてないから汚いね、ごめんね」

俺は「いや、全然!構わないよ!」

普通に綺麗で立派なお宅だった。

初恋の人「あたしあと4時間くらいで仕事の用意しなくちゃならないから、少し寝るね。こうちゃんも一緒に寝よう」と言ってダブルベッドの寝室に寝かされた。

しかし寝れる気がしない・・・💧

でも10時から仕事。俺は彼女が帰って来るまで寝てていいらしい、でもなぁ。これは一体どうすればいいものかわからなかった。

隣合ってベッドに潜った彼女は本当に寝そうだった。寝かせたくない、でも彼女も俺のアクションを待っているようで上目遣いで俺の目を見つめる。しかしキスもした事の無い俺はどうしょうもなかった。

でも身体は正直だった。

いやいや、彼女のこれからの仕事の事を考えたら何もする気も起きなかった。やがてスースー眠り出した彼女の唇にそっとキスをして手を握って一緒に眠りについた。


付き合って3ヶ月が過ぎたころ...その時が!

もちろん現場では仕事終わりにシルクへ足繁く通い彼女の車内で会話を楽しんだ。休みの日には毎週土曜の夜から日曜日は彼女と過ごすようにした。でもドタキャンされる時がかなりあった、理由が不明瞭だったのもあって不安感でいっぱいだったのを覚えている。

会う回数を重ねる度に、奥手でなかなか手を出さない俺に業を煮やしたのか?運転中にいきなり横を振り向いてキスをしてきたりし始めた彼女!

ある土曜の夜にJR美唄駅で待ち合わせした時、彼女が遅れるとのことで、駅前のパチンコ店に入店して「少し打つかな?」と思ったらフィーバー台で当たってしまった!でもなかなか彼女から連絡が来ず、「ズラされた?」と思った時、彼女から電話が鳴った。

急いで出玉を交換して、駅前で停車している彼女の車へ乗った。

すると「待たせてゴメンね。今日さ、、、ちょっと、汗かいちゃったから.......こうちゃん、ホテルいかない?」と!

なにぬねのー!

とうとう、いざ!出陣!ですよ。マジで。

パチンコでフィーバーしたかいありましたよ。いやぁーパチンコ打って良かった。しかも大当たりして玉が出たっつーんだから。

もう、ホテルに入ったあの後の流れは一体なんだったのか、詳しく覚えておりません。だってあーた、23年前の話しを振り絞って書いてんですから!とにかく、

DT卒業しました!

初めての割にはしっかり仕事した記憶があります!

これ以後、楽に彼女の体に触れることが出来るようになった俺。いやぁーとにかく男女が重なり愛するって素晴らしいです!


裏切りの現場へ

相変わらず俺は砂川の現場に通い続けていた。しかし春になって現場が移動になるらしい。

そうなると土曜の夜に美唄へ向かって日曜日にしか会えない。現場終わりの平日は彼女と会えない。

ホンマもんの遠距離恋愛や!せつない。

しかし、そのせつなさは輪をかけて襲ってきた。

彼女はその頃昼はダンプの運転手をやっていた。シルクに働く回数も減ってるようだけど、ストーカーみたいな客がいると相談をしていた。

ある日いつもの様に彼女の車で会話をしてたんだけど、いきなり「今日は早く自宅へ帰らないといけない」と言った。俺は彼女を見送り旅館へ戻った。

確かAM3時頃で、なかなか寝付けずに外に出て缶ビールを買いに旅館の裏口から出た時のこと。

なんてことだ!

俺は裏口に停まってる彼女のミラを目撃!車中で中野と抱き合いディープキスをしているのを発見してしまう。

衝撃だった。衝撃が強すぎた。

中野とは一切会っていないというアレは全て嘘だったのか?!

俺は2人を車の真横でボーゼンと眺めていると、中野と彼女は気づき俺を見た。

思いっきり走った、走って走って走りまくった!

泣いた、声を出して泣きじゃくった!

ヤツらは車で追いかけてきて、俺を制止するように車を停めた。中野が降りてきて、

「お前がなんでここにいるのよ!コラ!」と怒鳴られた。それはこっちのセリフだ!コラ!

この辺の出来事は感情が高ぶっていて、いまいちよく思い出せない。お互いの胸ぐらを掴み、やったるかコラ!モードになった記憶がある。そして彼女が間を割って入って止めたような...。その後とにかく3人で言い合いになった。

結局、彼女は「2人とも好きなの!仲良くしてよ!」と言ったのも覚えている。

裏切られた、マジで。これは中野も知らなかったらしい。それ以降中野は彼女に近寄らなくなった。


その後...

彼女に中野とは縁を切るという約束を取り付け、札幌へ自ら俺に会いに来るという話で遠距離恋愛は続いたものの、ドタキャン癖はなおらずにたまに会うくらいの不完全燃焼恋愛になり1年くらいで彼女とはフェードアウトした。

しかし約1年後彼女から「心残りでまた会いたい」と手紙があり、俺も気持ちがあったので付き合いが再開する。23歳を過ぎた冬だった。

そのすぐ後に会社の社長から「大きな現場で、三重県四日市市に3年位出張行ってくれないか?」と打診された。断ったが社長は譲らない。何しろ正社員契約なので。

遠距離恋愛が超遠距離恋愛なるのが恐ろしくなり、やむ無くアンカー工を退職した。中野はそれ以前に退職していた。

それから俺は札幌でパチンコ店に就職した。遠距離恋愛は27歳まで続いた。そしてとうとう彼女に最後の別れを告げた。

パチンコ店も退職した。

彼女と結婚に踏み切れなかったのは、我の甲斐性なしの性格と、優柔不断にあったのだと思う。


あれから16年、現在みきっぺ(id:charlotte102)とありがたいご縁をいただいて、遠距離恋愛中だ。彼女とは本当に仲がいい。今の時代ビデオ通話がある、毎日欠かさず顔を見て2~3時間話す。そして毎月必ず会って愛を確かめ合う。

来月2月8日からの連休も函館でみきっぺと過ごす。

あの初恋の彼女と喧嘩はたびたびしたけれども、遠距離恋愛とはどういうことか?ということを教えて貰った約6年間であった。それは愛情よりも、いかにお互いが我慢するか、忍耐力をつけるかなんじゃないだろうか?

みきっぺとのお付き合いは3年目に突入した。今俺がこれを思い出し書いているということはあの時のことを教訓に思い出しなさいよ。と言われてるとしか思えない。

ゆえに感謝、ありがたい存在であった初恋の彼女。

過去があるから今がある。あの時の経験があってみきっぺと出会った現在の『時の流れ』ですから、本当にこれまで43年間出会った全ての人々に感謝です。

ありがたい。

<画像出典:バリピル宇宙(id:uchu5213)>

☆最後までお読みいただきましてありがとうございます。