kemoxxxxxの日記

kemo cityからの脱出

アドベンチャー・ゲームブック 2

アドベンチャーゲームブック「死のワナの地下迷宮」を中学3年生以来約30年振り、再び手にした。

とても小さい。

今年に入ってから無性に欲しくなった、このアドベンチャーゲームブック。


死のワナの地下迷宮

奇しくもゲームブックを手放した要因の家庭用ゲーム機メガドライブ、そのメガドライブとすべてのソフトをメルカリで手放したメルカリで死のワナの地下迷宮を購入。

そして「死のワナの地下迷宮」をGoogle検索するとトップで上がってくるのが「Switch」である。

なんと、死のワナの地下迷宮がトリロジーとしてNintendo Switchに登場とある。

どんなゲームなのか気にはなるけれど、スマホゲームにも戸惑う私はもうデジタル要素のゲームにはついていけない。

デジタルもいいけど、アナログこそが大切だと思う。

テレビやビデオゲーム、PCを使ったコンピューターゲームの謎解きは難しく、難易度の高いゲームのクリアは不可能に思えるが、ゲームブックの謎解きのクリアは簡単である。

ゲームブックも実際にマッピングをしていかないと本筋のクリアは難しく、何度もプレイしてやっと到達するものだけれど、アナログだからズルをすれば簡単なことでもある。

なんならページの各項をすべて把握すればいいことだ。シナリオはすべて一冊の本にまとめられて謎は全部収められている。

ゲームブックはズルをすれば簡単にグッドエンディングにたどり着くことが出来るが、それはただ単に決められたらストーリー(小説)を読んでいるものでしかない。

ゲームオーバーになったら、最初からやり直すのが正統なルールなんだけれど、せめてゲームオーバーの一個手前の項のページを記入してコンテニューでやり直すのがゲームブックの楽しみ方である。

しかし進化したゲームブックは複雑な表を使った数字や暗号を駆使したりして、特定のアイテムを取得し、そこに書かれている暗号を知らないとその行く先のページがわからないといった方法をとっている。

まだ死のワナの地下迷宮が発売された当時1985年(日本での発売日)では、こういったルールは用いられていない。

以前死のワナの地下迷宮というタイトルでブログ記事を書いたが、その最後に「まずは死のワナの地下迷宮を買う」とある。

実行された訳だ。

小さいことだが、人生はやはり自分の思うように上手くいっている!


ゲームブック・ザナドゥに助けられた

函館に越して来て、まず壁にぶち当たったのが仕事だった。

札幌で函館の仕事を決めてから函館に引っ越すと札幌のハローワーク東に通ったけれど、形式的なものが必要で面接日時約束まで漕ぎ着けるには函館在住の住民票が欲しいらしく、やはりコネでもなければ見つからなかった。

どんな仕事でも住所不定で就業は困難。コンビニのバイトも函館に来てから面接したけど、特にセイコマートの面接はやたら細かくうるさかった。

お金を扱うから保証人も必要だし、「いやいや、コンビニなんて誰でも採用するでしょ?」って言う人は知らないんだな。

逆に高校生や主婦など若い人や女性、こういった人は親御さんや旦那さんといった社会的な立場で信用があるから、意外と履歴書は無くても採用したりする。

「仕事選ばなきゃ誰でも簡単に働けるでしょ」と軽々しく言う人は根本的に理解していない。

自分の場合ハードルとなったのは居住する住所が定まっていないことと、札幌を離れることで無職になることで社会的な立場と信用がなくなること。

函館で壁になったのは、在住するのが函館市内から離れていて車の免許がない、あとは年齢が44歳で性別が男性ということで働く職場の制限がこれだけでも狭まる。

例えば北斗市や七飯町などの工場地帯に勤務しようと思っても車通勤が出来ないからほぼ無理。バス通勤をしようにも我が町から出てる一番早いバスの始発時刻はなんと6時45分。

これじゃあ始業時間7時、いや8時でも間に合わない。

妻に送ってもらったとしても片道1時間弱、往復2時間半でどんだけ早くに送っても彼女の出勤時刻に間に合わない。

だからと言って妻が専業主婦で自分の収入だけで家計を支えられるか?と言ったら現実的にはかなり厳しい。

そして本当に困ったのは、派遣に登録しても中年男性の求人情報がないから、派遣会社の連絡待ちで何日も過ぎていったことですかね。

何本も面接受けたらその度その会社に「他でも面接受けていて、採用待ちです」と言ったら、「他で連絡受けたらすぐにこちらにも連絡して下さい」と言われるし、複数面接を受けてることで何故か合格率が下がる気がした。

実際こんなに面接で不採用になったのは人生初めてであり、本当に中途採用は厳しいなと感じた。


『戦歴』

  • 函館空港前のレンタカーの洗車( ゚ロ゚)NG!!

  • セイコマート 旭岡店 面接結果でご縁がなかったということで('ω'乂)ダメー

  • コープさっぽろ 旭岡店 担当者から後日ご連絡差し上げますの後の電話で( ゚ロ゚)NG!!

  • イカやタラコの加工工場(派遣会社) 海岸町 面接まで漕ぎ着けず電話で女性が欲しいとのことで('ω'乂)ダメー

  • 日産ディーラー タイヤ交換(派遣会社) 昭和町 面接するも免許がないから( ゚ロ゚)NG!!

  • 太陽シネマ アルバイト 電話で「失礼ですが、男性ですよね?」で( ゚ロ゚)NG!!

  • 調理補助 旭ヶ丘の家(老人ホーム) 面接中に調理師が欲しいとのことで( ゚ロ゚)NG!!

  • 調理補助(病院) 中島町 面接の結果女性が欲しいと( ゚ロ゚)NG!!

  • 警備員 電話連絡来ず。。。

以上、いずれも時給861円最低時給での賃金。

日産ディーラーのタイヤ交換だけ時給1,000円。

10月4日からの就職活動は28日続いて、やっと今の会社でご縁を頂き、働かせてもらっている。

その就職活動の28日間とマックスで11月の給料が出るのは12月の末まで、約3ヶ月の自分の食いぶちと家賃分、水道光熱費を捻出しなければならず、貯金をして引っ越して来たわけでもないので手持ちがほぼ無い中で暮らして行かねばならなかった。

金を借りるにも信用がないからカードも作れない。

そんな困った時にメルカリが、手持ちのメガドライブとソフトが、そしてゲームブック・ザナドゥが生活費を助けてくれた。

これが実際に売れたゲームブック・ザナドゥだ。

元値が1,000円もしないので約5倍の値段で中古本が売れたことになる。

このゲームブックは稀少でプレミア価格で現在も取引されている。

ありがとう、ゲームブック・ザナドゥに感謝。


手のひらの冒険スタート!

さぁ、今日はタイヤ交換も終えたし、明日も休みだから死のワナの地下迷宮をプレイします。

久しぶりにワクワクしますね、こんなアナログ感覚のゲームはやはり中学生以来だからかな。

冒険記録用紙とキャラクターの原技術点、原体力点、原運点を決めて、プレイの仕方を読んでスタートします。

背景

ファング(毒牙)は、その名こそまがまがしいが、元はと言えば、チアンマイ北部のごく在り来りな小さな町に過ぎなかった。だが、コク河の流域に位置しているので、ほぼ年間を通じ、水上交易者や旅人のてがるな立ち寄り場となっていて、数隻の艀や筏や、時には大型船なども停泊しているのが見受けられたものである。たが、こうしたことはみな、ずっと昔のこと─「迷宮探検競技」が開催される以前のことだ。今では、一年に一度、コク河の岸辺は、数え切れないほどの船でごった返す。この地の古の伝統を破って「迷宮探検競技」に打ち勝つ英雄が今年こそは見られるかと、周囲何百キロもの地域から人々が押し寄せてくる為である。(中略)

数年前、ファングの有力な封建領主であるサカムビット公が、己の領地であるこの町に衆目を集めるために、極めつけのコンテストを案出したのだ。町の人々の助けを借りて、彼は町の背後丘深く、出口が一つしかない大迷宮を建設した。迷宮内にはありとあらゆる恐ろしいワナや仕掛けが施され、いやらしい怪物で満たされた。この迷宮に挑戦しようと思う者は誰でも、戦闘技術のみならず、己の機知を最大限に活用しなくてはならないように、サカムビット公はあらゆる細部に渡って入念に設計した。全て完璧とようやく満足したところで、彼は自分の迷宮をテストしてみた。配下の警備兵の中から飛び切り腕利きの10人を選りすぐって、完全武装させ、迷宮に送りこんだのである。彼らの姿は二度と見られなかった。これら不運な警備兵の話はたちまち国中に広まった。そこで、サカムビット公はおもむろに、「迷宮探検競技」開催を宣言したのだ。「誰であれ、ファングの大迷宮から生還した者には、金貨一万枚とチアンマイの永久統治権を与える」との触れ書を持って、使者が四方へ飛んだ。(中略)

サカムビット公の挑戦状の一枚が立ち木に釘で打ち付けられているのをみて、君は今年こそこの「決死行」を試みよう、と決心する。過去五年間、君はこの冒険に心を惹かれていたが、それは黄金のせいではなく、ただ、未だかつてこの迷宮から意気揚々と姿を現した者が一人もいないという事実からだ。今年こそ、チャンピオンに栄冠が輝く年にしてやろう、という訳だ。幾らかの持ち物をまとめて、君はただちに出発する。西に向かって二日ばかり徒歩で旅して、海辺に出る。例の呪われた町、ポート・ブラックサンドの入口だ。この盗賊都市で一刻たりとも時を無駄にせず、君はただちに小さな船の旅券を買う。この船は北行きで、コク河の河口が目的地だ。そこから君は筏に乗り、四日間川を遡って、ついにファングの町に辿り着く。(中略)

入口のそばには、サカムビット公自身の立ち姿も見える。彼はここで、「迷宮探検競技」の挑戦者たちを出迎えるのだ。挑戦者は君のほかに五人いる。めいめい、これ見よがしにスミレ色のスカーフをなびかせて、一列になって誇らし気に立っている。毛皮をつけて胸を顕にした蛮人が二人。彼らは脚を心持ちに開いて真っ直ぐ伸ばし、突き出した両腕を長い両刃の戦斧の柄にのせて、微動だにせずに立っている。その隣りには、艶やかな金髪にネコのような緑の目をした妖精めいた女が、皮の上着に掛けた短剣の十字帯を締め直している。残る二人の男のうち、一人は、全身を鉄の鎧で覆い、羽毛の付いた兜をかぶって、紋章つきの盾を手にしている。もう一人は、黒いローブに身を包み、黒布で覆面しており、布の隙間から暗い両眼だけを覗かせている。腰のベルトには、長いナイフや首絞め用のワイヤや、その他音を立てない殺し道具がぶら下がっている。五人の競争相手達は、君の到着を認めて、それと分からぬ位微かに頷き、君は最後にもう一度、熱狂する群衆のほうを振り向く。群衆は、サカムビット公が六本の筮竹を手にして一歩前に踏み出すのを見て、ピタリと鳴りを静める。彼の突き出した手から君は一本引き抜き、「五番」という字を読み取る。いよいよ、「競技」の開始だ。先頭は、鎧の騎士だ。彼は群衆に手を振ってトンネルの中へ姿を消し、妖精めいた女が30分後にその後を追う。続いて蛮人の一人が、さらに、黒衣の暗殺者が入って行く。さあ、君が群衆に挨拶する番だ。スミレ色のスカーフを高く掲げ、戸外の新鮮な冷気を最後に一息、深々と吸って、君は石柱の入口を通ってサカムビット公の権力の迷路へと足を踏み入れる。この強大な封建領主の地下迷宮突破の「決死行」を待ち受ける、未知の危険の数々に、これから敢然と立ち向かうのだ。

さあ、ページをめくりたまえ


ゲームブックは人生のシナリオ

ゲームブックは常に選択の連続で、人生のそれとよく似ている。

私たちの毎日は選択の連続だからだ。

朝何時に起きるのか?起きたら朝食を食べるのか?昼ご飯は何を食べるのか?それとも食べないのか?

小さな選択の変化が日常の一日の流れを変えてしまうと言ってもいい。

例えば自分の機嫌を取らずにイライラしながら過ごせば、それは単純な選択だったとしても結果がガラリと変わってしまう。

  1. 自分の機嫌を取って玄関の扉を開くか?

  2. 自分の機嫌を取らずに玄関の扉を開くか?

さあ、どうする?

同じ玄関の扉を開くにもさらに2パターンの選択肢がある。

人生のゲームブックは選択の方法が数多く存在し、人生のゲームブックのシナリオは皆まだ未完成である。

しかし一冊の本としてのゲームブックと考えれば、すでに完成していてもおかしくはない。なぜならそれはあなたが生まれた時に本はすでに完成しているからだ。

ゲームの途中でゲームオーバーになると、ゲームブックのルールであれば、また一のページ項からやり直してプレイすることになる。ということは人はやはり再び生まれ変わるということである。本は白紙になってまた一から人間のやりなおし。

自殺をするということはゲームブックの選択肢には書かれていないことなので、ルール的にはいったいどうなのか?というと、自らが自らの「本を破る」ということになる。すると二度と人間として生まれ変わることはないという事になる。

ゲームブックのように選択項目を飛ばして進んでいった時に、人生の近い将来のその先を飛ばして読むことが出来るとするならば?

もしかしたら、なくしたくない人や物をなくさずに済むかも知れない。

自分で自分のゲームブックのシナリオを書き換えていく?

自分の人生のシナリオを良い解釈に捉えて変えていけば?

漠然としたシナリオがその本に存在していると仮定するならば、そのあなたの本の中にはグッドエンディングもバッドエンディングもすでに書き込まれていることになる。

バッドエンディングだと、また一のページ項から再びやりなおすんだろうけれど、グッドエンディングを迎えた時に人は一冊の本(紙)として、神(紙)に近いものとして完成し、本を新たにプレイしなおすことは必要なくなるんだと思う。

自らの本の仕組み(ルール)を理解した時に、誰もが人生をより良く生きていけることが出来るんだとわかるはず。

ゲームブックをヒントに人生をハッピーに生きる方法の紹介はまた今度。

まずは、今夜から「死のワナの地下迷宮」をプレイし進めたいと思います。

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